事業紹介

Production

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種鶏部母胎をはぐくむ

よい雛づくりは、よい親鶏を育てるところから始まります。
種鶏部では、自然豊かな農場でオスとメスの種鶏を育て、種卵(受精卵)を生産します。

赤磐市にある赤坂中央種鶏場は小高い山の上。
国内でも最大級の種鶏場です。
兵庫県の育成農場もあわせて、合計14万羽のトリを飼育しています。

種鶏の雛は、原種鶏会社から年に数回導入します。
きれいな水とエサを与え、体重管理プログラムにそって育てます。

トリたちは、広々とした鶏舎で放し飼い。
産卵期になると自然交配を重ねて、受精卵を生産します。

エサやり、水やりは全て自動。
巣箱から自動ベルトコンベアで集めたタマゴを丁寧にトレイに並べます。

よい雛の源は、きれいなタマゴです。
血液検査をはじめ、厳しい検査に合格した卵だけを孵卵場へ出荷します。

孵卵部生命の誕生

孵卵部では、岡山市内に新築した孵卵場で、種卵を温めヒヨコを孵化します。
世界最先端の設備を用いて、日々10万羽の新しい生命を生みだしています。

国内でも屈指の規模を誇る新孵卵場には、
オランダ製の孵卵設備が整っています。
御取引先様からの予約にあわせて種卵を孵卵機にセットします。

すこやかな発育のためには温度管理が第一。
最新のシングルステージ孵卵機は、8万卵の大容量ながら
微細な温度コントロールが可能になっており、
ひとつひとつのタマゴに最適な環境を与えます。

加温を始めて18日目。
すべてのタマゴを心拍センサーで検査し無精卵などを取り除きます。
発育している卵にはワクチンを接種し、生まれてくるヒナの免疫力を高めます。

21日目、ついにヒヨコが誕生。
経験豊かなスタッフが1羽1羽のコンディションを目視で確認します。

輸送にむけてコンテナに収めたヒヨコは、
温度管理の行き届いた専用装置で保管。
農場へ向けて出発するまで温度・湿度・CO2を完全制御します。

営業輸送部生命のリレー

輸送部では、孵卵場からヒヨコをお客様の養鶏場に届けます。
中国・四国・近畿地方の農村・山間地域に、安全第一でヒヨコを運びます。

トラックは、冷暖房を完備した雛輸送専用トラック(積載重量2㌧~4㌧)。
走行中もヒヨコを快適な環境に保ちながら
1台あたり最大4万羽を運びます。

お客様の養鶏場では、鶏舎にヒヨコを放します。
エサを食べ、水を飲むヒヨコの無事を確認して、納品を終えます。

帰社後は、空コンテナを降ろし庫内をきれいに洗い流します。
仕上げに全体をくまなく消毒し、翌日の配送に備えます。

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