社長あいさつ
当社は「よい雛」を社是とし、種鶏の飼育管理から雛の孵化、保管、輸送まで、高品質な雛の生産に徹底的にこだわってきました。
このたびは新しい孵卵場の完成にあわせて、本拠地を岡山市瀬戸町に移し、心新たに革新的な雛づくりをスタートさせます。
何よりもヒヨコに対する愛情を大切に、最新技術も積極的に導入しながら、これからもよい雛づくりを通して日本の食生活に貢献したいと考えています。
代表取締役社長 山上祐一郎
会社概要
創業 | 1931年3月 |
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会社設立 | 1954年4月 |
資本金 | 1億円 |
代表者名 | 代表取締役社長 山上祐一郎 |
社員数 | 84名(種鶏部51名、孵卵部22名、営業部・管理部11名) |
事業内容 | ブロイラー種鶏の飼育、雛の孵化、販売 |
事業所 | 孵卵場:岡山市東区瀬戸町肩脊1139-1 TEL:086-952-0700 赤坂中央種鶏場:岡山県赤磐市坂辺 船坂種鶏場:兵庫県赤穂郡上郡町 |
会社沿革
1931年 | 創業者山上茂吉、岡山市福田(現福富)にて、卵用種鶏1千羽と孵卵機2台で起業。社名に地名を冠し「福田種鶏場」と定めた。 |
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1949年 | 社内に鶏種改良委員会を設置。農林省(現農林水産省)、岡山県、岡山大学の参画を得て、三元雑種の「フクダ三原」を始め、数々の実用鶏種を世に送り出した。 |
1951年 | 日本で最初のブロイラー専用種を作出。シャモ、エーコク、ニューハンプシャーを交雑した肉用鶏は、それまで副業的だったブロイラー養鶏業に専業化の道を拓いた。 |
1954年 | 株式会社に組織変更。「株式会社福田種鶏場」に改称する。 |
1962年 | 外国鶏の輸入自由化(貿易自由化)。自家育種改良事業も転機を迎える。 |
1967年 | イギリス原産の肉用鶏「チャンキー」を日本初輸入。 丸紅(株)と共同出資で、(株)日本チャンキーを設立し、山上茂吉が社長に就任した。 |
1970年 | 赤坂中央種鶏場を赤磐市に建設。岡山市の養鶏設備を順次移転させる。 |
1971年 | 農林省の意を受け、国産種鶏増殖センター岡山を赤磐市に建設。 国産卵用鶏「ノーリン101」の普及事業に取組む。 |
1982年 | 50年続いた卵用鶏の取扱いを終了し、ブロイラー雛の種鶏孵卵事業に特化。 チャンキーブロイラーの普及に経営資源を集中させ、第二創業に挑む。 |
1986年 | 二代目社長に山上恭宏が就任。 |
1989年 | 年間出荷羽数1200万羽を達成。月産100万羽体制を固める。 |
1994年 | 日本チャンキー協会の会長に山上恭宏が就任。 |
1995年 | アメリカ製孵卵機を増設し、入卵能力165万個に規模拡大。 中四国近畿地方で最大のブロイラー孵卵場となる。 |
2001年 | 孵卵場に卵内接種機「イノボジェクト」を設置。 |
2002年 | オランダ製の自動制御システム鶏舎を赤磐市に建設。 |
2010年 | 三代目社長に山上祐一郎が就任。 |
2012年 | 4月、船坂種鶏場を兵庫県上郡町に開設。 9月、投松種鶏場を兵庫県加古川市に開設(→2018年閉設)。 |
2014年 | 年間出荷羽数2000万羽を達成。 |
2020年 | 新孵卵場の竣工に合わせ、すべての業務を岡山市福田(福富西)から同市瀬戸町に移転。 国内初のオランダ式孵卵設備を整え、入卵能力も211万個に規模拡大を果たす。 |